今日見つけたネタと感想を書きます。

以下引用です。長文です。



スカイツリーに世界一、「絶対」を誇れる技術がある

 
 「絶対」というのは100%を意味するから科学的ではない。だから著書につけられた「絶対にゆるまないネジ」(中経出版)というタイトルに、ハードロック工業の若林克彦社長はちょっとためらいがあった。苦い体験もあった。が、そのまま出版したのは、技術者として「絶対」の自信があったからだろう。

 モノづくりの町として知られる東大阪市を代表する、自他ともに世界一、いやオンリーワンと認める部品メーカーである。

 22日に開業した東京スカイツリーには、同社の緩まないネジが使われている。634メートルという高さだから、ネジが緩めば大事故につながりかねない。また、緩んだからといって簡単に締め付けることはできない。「絶対」が求められるのである。

 ほかにも新幹線や瀬戸大橋、明石海峡大橋など世界に誇る日本の技術の土台を支えている。

 ネジはボルトとナットで構成される。若林さんの緩まない発明はナットにある。

 40年ほど前、住吉大社へ散歩に出かけてひらめいたという。木造の鳥居の継ぎ目に楔(くさび)が打ち込んである。「これや、これやがな」。ボルトとナットの隙間に楔を打ち込めば緩まないはずだ。実験してみると、確かに緩まない。が、現場で無数にあるネジにいちいち楔を打ち込むわけにはいかないし、製品化するのは難しい。

 試行錯誤、何度も試作品を作った末に、ナットを2つの部分に分け、一方が楔の役割で、締め付けるともう一方のナットとボルトの隙間にがっちり食い込むようにした。ハードロックナットと名付けた。

 苦い体験というのは、その数年前のことだ。ナットに仕込んだバネでボルトのネジ山を締め付ける、やはり緩まないネジを販売していたのだが、クレームがついた。建設現場で見かける杭(くい)打ち機に使われ、ネジが緩んで機械が壊れてしまったというのだ。杭打ちの強烈な振動ではたまらない。しかも悪いことに、チラシに「絶対に緩まない」とうたっていた。

 「絶対に緩まへんのと違うんか!」。修理費用を半額負担することで手を打ち、さらには「人に喜んでもらえると思ったものが、困らせることになってしまった」と、月商1億3千万円もあった会社をあっさり共同経営者に譲ってしまった。

 「絶対と言うのは怖い」と身に染みたが、逆に「よし、どんなことがあっても絶対に緩まないネジを作ってやろう」と奮い立った。

 新会社を立ち上げての雌伏の期間を支えたのが「たまご焼き器」だ。「く」の字に折れた角形のフライパンで、簡単にたまごが返るアイデア商品は、スーパーの実演販売で1日5千個も売れた。

 学童疎開先の長野県で、畑で腰を折り曲げながらタネをまくおばあさんを見かけて、ローラーを転がすだけで自動的にタネをまく道具を作った。10歳の時というから、根っからの発明家である。

 日本のモノづくりは厳しい価格競争にさらされ、人件費の安い海外に生産拠点を移す企業が相次いでいる。それに伴って、技術も流出する。若林さんはあくまで国内生産を崩さない。

 時折、海外からクレームが寄せられるが、取り寄せてみると「これは、うちのと違いまっせ」。粗悪な類似品、模造品である。「絶対」とは言わないが、製品がおのずと「絶対」を証明している。そんな技術を簡単にまねできるわけがない。

 御年78歳で生涯現役。日本のモノづくりは、ここに健在である。(大阪特派員 鹿間孝一)


引用ここまで。



我輩も習い事をしているのですが、「自分が大好きなことに一生懸命打ち込める」ことに幸せを感じます。 

お金も掛かるし、時間も掛かるのに、自分の理想としているものがいつかできることに心がワクワクします。



早くできるようになりたいのに、なかなかできない悔しさがあります。

誰でも簡単にできることに逃げたくなるときもあります。

自分には才能がないのでは?という疑問も頭をよぎります。



それでも、自分がそれを続ける理由はなんでしょうか?

それが大好きだからだと思います。それが自分の夢だからだと思います。

皆さんは「自分の夢」をお持ちでしょうか?

カッコいい生き方をしたいと思いませんか? 

自分が大好きなことは何だろう?と、真剣に自分に向き合って問いかけることも時には大切だと思います。



ではでは。